オリエンタルユリの原点
江戸時代、ドイツから来ていた医師、シーボルトが日本の鹿子ユリに魅せられて、本国に持ち帰ったことが、今のオリエンタルユリの原点だといわれています。
長い時を経て改良されてきました。
ユリの香り
研究によると、オリエンタルユリの香りは、雄しべの花粉からではなく、花弁から放出されているそうです。
開花から日数を経るにつれて香りも変化してきます。
香りの変化もお楽しみください。
ユリを楽しむ
ユリは非常に水揚げがよく、難しい水揚げのテクニックがほとんどいりません。ですが、長く楽しむためには、少しのコツが大切です。
1、直射日光や、冷暖房の吹き出し口を避けてください。
2、水を沢山吸うので水切れをおこさないようにします。
(大きく 高さを生かして活ける時はとくに気を付けてください)
3、花が口を開け始めたら、花粉がこぼれない内に、雄しべの苞を取って下さい(濡らした手で取ると花粉が出始めていても、付きにくいです。こすらずに、流水で洗い流してください。)
4、何日か毎に切り戻しをすると、小さなつぼみも咲きやすくなります。
最後の1輪まで、花と香りを楽しんで
頂けたら嬉しいです。